昨日ですが縁があってJALの整備場見学に行く事が出来ました。

数日前まで政府専用機がハンガーインしていたらしいのですが
(当然そんなものはここでもUP出来ません)
その代わりに行ったらこんな奴がいました。
1DX_6828'
B767-300ERのJA604Jです。
どうみてもロゴやタイトルが消されているので退役機材だと分かりましたが
調べてみるとUPSに行く可能性が高いようです。

以前にも2003年頃導入機材がUPSに行っているのですが
まだ普通の-300が残っているのに-300ERが退役する傾向…
これには機内wi-fiも絡んでいるようです。

正直な話ですが、老朽化した-300は中古市場でも価値は無く
引退させても砂漠でスクラップになるだけで値段も高くありません。
ところが-300ERだと海外で貨物機に改造したり
中小の航空会社が旅客機として買うので売却するメリットがあるのです。

という事で、JALもANAも-300の退役ペースが落ちているのは
上記の事情が推測されますが、今しばらく-300は日本の空で飛ぶでしょう…。