今日の記事は書きたいと思った事を書く事にします。
少々哲学的になるかもしれませんがお付き合いください…。

まず日常を記録する事の大事さです。

最近当写真館では会社へ入る前後の26年以上昔の写真の掲載作業を始めています。
当然ネガフィルムなのでスライド以上に色あせしているものが多数あります。
理由の1つにカラースライドフィルムで撮影したものが尽きたという理由もありますが
今となっては貴重な1カットが多数発掘されてきます。
その中から昨日UPした写真に登場していただきましょう(HPの写真そのものです)
img552
25年前にサントリーカーブで撮影したEF6629号機けん引のフレートライナーです。
この頃何人の人がこの列車にカメラを向けていたでしょうか?
殆どの人がジョイフルトレインなどに目を向けており貨物列車には目を向けていません。

その頃から私は少し変わっていて
みんなが派手なジョイフルトレインを撮影に向かっていても
私は定期列車が好きで、主に普通の列車の撮影に目を向けていました。
その結果は?と言いますと、EF66の原色が残り1両となり、PS22に載せ換えられて
冷房が搭載されており原型を損なわれていても撮りに行こうと思わないのです。
そりゃ撮りたくないとは言いませんが、上記のような写真を昔撮影しているから
「撮影に行った時に撮れればいいや」程度のスタンスなのです。

という事で何が言いたいかと言うと
撮影地で来た列車は全て撮影しておきなさい
という事です。
特に今はデジタルなのでお金はかかりません。
いくら撮影してもHDDに保存しておけば吹っ飛ばない限り大丈夫です。
昔みたいにフィルムの残弾を気にして撮影する必要は無いのですから
全部撮影しておきなさい。
そうすると撮った時の何気ない1コマが数年後には貴重な1カットになるのですからね。
今回のEF66も25年経ったら貴重な1カットになっていますからね…。